佃島

佃島を少し歩きました。

佃島は、江戸時代初期に摂津国佃村(大阪市)の漁師たちによって開かれたところで、将軍に毎年白魚を献上しており、かがり火を焚いての白魚漁は江戸の風物詩だったようです。

住吉神社の祭神は大阪の住吉神社と同じで、3年に一度の大祭は昨年延期となり、今年は新しい宮神輿の担ぎ初めとなり盛り上がる事でしょう。

昨日はすでに大幟も立っていました。住吉神社の周りに大幟6箇所、獅子頭6箇所設置され、その獅子頭のもみ合いが8月4日にあり、5日、6日は新宮神輿の巡行があるようです。

駅に置いてあるチラシなどすぐもらってきてしまうので ↑ のような事が判明したわけです。

佃島の盆踊りは念仏踊りといわれ、難波歩きで同じ側の手と足を前後させます。7月13日~15日に行われますが、中央区明石町にある中央区立郷土天文館「タイムドーム明石」にいきますと、佃島盆踊りのビデオを見せて貰えます。もしかすると時期によってビデオの内容が変わるのかもしれません。

古風な簡素な踊りで、歌も同じ流れの繰り返しですが歌詞の違う歌が幾つかあって、それが念仏と関係あるらしくなかなか優雅です。

今は月島のもんじゃ焼きで有名ですが、佃の渡しのあった頃を思いやるのもいいものです。

明日まで銀座シネパトスで上映されている映画「如何なる星の下に」は佃の渡しや住吉神社等も撮られていて貴重な映像です。原作は浅草ですが、監督の豊田四郎が銀座の築地川の埋め立てられる前にと設定場所を変更したようです。

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