国立劇場 新春歌舞伎 『しらぬい譚』

国立劇場の新春歌舞伎は『通し狂言 しらぬい譚(ものがたり)』でした。

さてお話は・・・いえいえ書きません。テレビ放映があるようですので。

「プレミアムステージ」(NHK BSプレミアム)
放送予定日:2月6日(月)0:00~2:55《5日(日)深夜》

私も録画します。そして、上演台本を購入していますので、一言、一言、チェックすることにします。それは冗談ですが、とても判りやすい内容です。ちょっと物足りない感じでした。もう少しひねってくれてもよかったかな。役者さんが揃っておられるのに少しもったいなかったです。

歌舞伎に馴染のないかたは、海底の様子から始まり、化け猫が出てきたり、菊之助さんの宙乗りがあったり、乳母が、育てた若様に恋狂いしたりと、驚き桃木山椒の木状態かもしれません。気軽に観られれば良いとおもいます。

個人的には、人が合体して、北斎さんの寄せ絵のように猫の顔を作ったのですが、その動きを映像でしっかりとらえたいと思っています。

左近さんの名前があったのですが、なかなかでてこなくてどうしたのかなと思っていましたら、最後に居並ぶ面々のなかでともにしっかり収まっていました。竹松さんは足利家の家臣として萬次郎さんの指図に従っていましたが、『あらしのよるに』のはくがぴったりだったなあなどと思いつつ、のんびりとお正月気分での観劇でした。

今年は、竹の子の伸びの速さが思われる新春歌舞伎でした。と言っているうちに早、もう少しで如月となります。

 

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