隅田川の吾妻橋から東京スカイツリーへ

すでに終わってしまったのですが、「すみだリバーサイドホールギャラリー」で『2021年度第41回 伝統文化ポーラ賞受賞者記念展』があるということで浅草から吾妻橋を渡って訪ねました。

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吾妻橋を渡ったところに「鬼平情景」の案内板が吾妻橋と鬼平のつながりの解説をしていました。

吾妻橋(大川橋)は江戸時代、隅田川に両国橋、新大橋、永代橋に次いで四番目に架けられた橋です。長谷川平蔵が29歳のときで、町人が幕府に願い出て架かったのです。正式名は大川橋で、吾妻神社の参道でもあるのでまたまた願いが出され吾妻橋となったのは明治になってからです。鬼平犯科帳でもたびたび登場し、その中でも人気なのは「大川の隠居」とかかれています。

伝統文化ポーラ賞を受賞された個人と地域です。

優秀賞 武腰 潤 色絵磁器の伝承・制作 (石川県) 杵屋 勝彦 長唄の伝承・振興 (東京)

奨励賞 四代 田辺 竹雲斎 竹工芸の伝承・制作 (大阪) 新内 多賀太夫 新内節の伝承・振興 (東京)

地域賞 浦川 太八 アイヌ木工芸の伝承・制作 (北海道) 秋保の田植踊保存会 田植踊の保存・伝承 (宮城) 瀬戸本業窯 瀬戸焼の制作・伝承 (愛知) 犬飼農村舞台保存会 襖からくりと地芝居の保存・伝承 (徳島)

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詳しくは下記で。

本年度の受賞者 | 伝統文化ポーラ賞 | 顕彰と助成 | 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団 (polaculture.or.jp)

フライヤーの表の写真となっている「秋保の田植踊」は下記で動画もどうぞ。

秋保教育文化振興会 (akiuzaidan.com)

​「襖からくり」は、過去にサントリー地域文化賞も受賞しています。こちらも言葉よりも映像がわかりやすいと思います。

サントリー地域文化賞 徳島県 徳島市『犬飼農村舞台保存会』 2分 サントリーチャンネル サントリーCM・動画ポータルサイト (suntory.co.jp)

日本の伝統文化はまだまだ知られていないものがたくさんありますし、進化もしています。

さてそこから戻るのも面白みがないとスカイツリーめざして歩くことにしました。スカイツリーはあまり興味がなかったのです。下はお店がたくさんあって疲れるだけの印象でした。

「塩の道」でスカイツリーそばから出ている舟に乗ったりしているうちに、江戸時代に開削された堀川が残っていて、スカイツリーができてその周辺が整備され、人々が釣りをしたりウォーキングをしたりしている様子から、ムサシ君(スカイツリー)が好きになりました。勝手に<ムサシ君>と呼びたくなっただけで深い意味はありません。自分の中ではムサシ君と呼んでいます。

浅草通りにでないで脇の細い道をいきましたが、面白いものも見つけられませんでしたので浅草通りへ出ましたら「なりひらばし」にぶつかりました。

東武橋の上からすみだ水族館スカイツリーを撮り、下は北十間川です。

下の図の赤丸がおしなり橋でしてそこの下が舟の発着所になっています。ここから二つのコースの舟に乗りまして一応「小名木川」は隅田川と中川の間を舟で移動することができました。その話は「塩の道」のときにします。

案内看板に東京ミズマチとありましたので、隅田川に戻る感じで向きを変えました。東武スカイツリーラインの高架線の下にショップができていました。秋葉原の高架線下と同じような雰囲気でしたのでなるほどとまたスカイツリーを目指してもどりましたが、このまま進めばすみだリバーウォークにつながり隅田川を渡って浅草にもどれたのです。残念でした。次の機会にします。

追記: 伝統文化ポーラ賞受賞者記念展で展示されていた一部の作品を紹介します。ピントが合ってなくてすみません。

武腰潤さんの 色絵磁器

四代 田辺竹雲斎さんの 竹工芸  

瀬戸本業窯 瀬戸焼