伊豆大島 (三原山)

バスで移動中、<赤穂義士 間瀬久太夫次男定八の墓>という案内があった。赤穂義士切腹のあと、遺児が大島に遠島になっていて、定八は大島で病没している。

さらに、保元の乱で活躍して破れ伊豆大島に遠島になった<源為朝>関係の案内もあった。<源為朝コース>とした散策コースもあるようだ。源為朝は弓の名手で曲亭馬琴の『椿説弓張月』のモデルである。三島由紀夫さんが馬琴の原作をもとに歌舞伎の脚本にしている。この芝居観ているが、よく解らなかった。今度観る時はもう少し身近なものとなるかもしれない。

三原山は三原山口までバスで行き三原山頂上まで登る時間がなかった。ここで昼食で、昼食を希望をされない方もいて、その方は三原山の頂上まで登って来られたようだ。道はアスハルトになっているので時間さえあれば登れる。頂上のお鉢巡りをして2時間ほどあればよいであろう。途中まで歩いたが、溶岩の黒い塊りなどがあちらこちらにあり、山頂から溶岩の流れたところは山肌に黒い線となって残っている。火山国日本を改めて感じる。

山頂近くの三原神社は溶岩が丁度避けた感じで流れて被害に遭わなかったようである。この火口一周巡りのお鉢めぐりはしたいので次の予定に入れることとする。三原山口の展望台からは、元町港と元町の町並みが見え、富士山も見える。もう一つの展望台からは、三原山の内輪山が見える。そこで観光も終わり、岡田港へと向かったのである。

岡田港の観光案内でサイクル自転車のことを尋ねた。元町港から海に沿って、道路<サンセットパームライン>が走っていてこの道は自転車で走りたい道である。岡田港にはレンタルサイクルがなく、元町港に二軒あるとのこと。

次の時のために、三原山、波浮港、サイクリングの三つの行程を調べることにする。それも、岡田港と元町港との二つからの行程が必要である。高速ジェット船を使えば、天候次第で、明日行こうと思えば行けるのである。友人曰く。帰って来て資料がそばにあるうちに次の計画を立てるべし。その勢いで友人は、熊野の中辺路をあれよあれよという間に歩き終えたのである。

では伊豆大島第二弾の計画だけは立てることにする。