なばなの里~紀勢本線~阪和線~関西本線~伊賀上野(1)

<なばなの里>のウインターイルミネーションを見に行きたいという希望があり、2年ほどたっての実現である。どうせなら、熊野の三大社も行きたいとの希望もあり、<なばなの里>まで派と熊野の三大社派と熊野からフリー派と八咫烏の足のごとく三本足となる。熊野からフリー派は三大社を拝観済みの私一人である。

<なばなの里>へは、JRか近鉄の長島駅そばからバスが出ている。<なばなの里>に関しては全て友人がセットしてくれ何も考える必要がなくおんぶである。ただ寒いであろうと思ったら20度で、夜はこういう時期は風が出て寒くなるのよと、用意周到な防寒グッズの出番を待ったが、出番がなかった。寒い方がイルミネーションは綺麗なのよねと強がり言っても、点灯されればなんのそのである。混み具合が解らないので入場券もコンビニで先に購入しておいてくれた。入場券プラス金券が付いていて、とにかくこの金券を使ってしまおうと、お土産派と飲食派に分れる。飲食のところは並んでいたので飲物と軽食をゲット。ところが、会場の中にはお洒落なレストランもあった。お花も咲いていないだろうし、寒空で点灯までどうすりゃいいのと案じていたが、予想外のプレゼントあり。

枝垂れ梅のコーナーがあり、これが見事。あんなに沢山の枝垂れ梅を見たのは初めてである。梅といえば可憐ではあるが、どこか淋しさがあるが、まとめて植えてあり、白、薄紅と垂れ下がっているのでほど良い華やかさである。この通路も通ろうと歩いているうち二周してしまった。

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: SANY0186-2-1024x768.jpg

 

そこを出ると暗くなってきて、河津桜が夜桜となってくる。伊豆まで行く必要がなかったと皆満足。人工池であろうか水辺にイルミネーションが点灯される。次は光の通路である。少し並ばされたがゆっくり進むので待たされる感覚がない。

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: SANY0187-2-1024x768.jpg

 

どうも、このあたりから、仲間は二つに分かれたようである。こちらが4人いるということは、あちらは3人だからまあ良いであろうとこちらのペースで進む。いよいよ今年バージョンの<ナイヤガラの滝>である。これまたひとサイクル終わると前の人は自然に後退してくれるので、問題なく一番前で観れる。こちらもひとサイクル終わると後退する。なかなかよく出来ていて楽しめた。下一面のブルーも美しい。

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: SANY0189-2-1024x768.jpg

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: SANY0190-2-1024x768.jpg

 

階段を上がり上からもどうぞということらしい。眺めつつ進み階段を降りる。帰りの道は、来た時の隣の違う光の通路を通る。人の流れもスムーズで快適である。

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: SANY0191-2-1024x768.jpg

 

土日はそうはいかないのかもしれない。桜をライトアップで水に映す<鏡の桜>は紅葉の時もそうであるが、水底から手招きされているようで、サラッと見るのが良い。鏡の自分の顔と同じである。

もっと広くて、時間を持て余すと思ったが、飽きさせず楽しませてくれた。仲間たちが合流するまでゆっくりグラスを傾け、皆、金券も使い果たし、疲れも程々、満足の夜であった。この様子では、お花の時期も楽しませる工夫をしてくれそうである。

 

つづき→  2015年3月22日 | 悠草庵の手習 (suocean.com)