12月の夜の駆け足東京散策

  • 2018年(平成30年)映画館での鑑賞映画の最後は『私は、、マリア・カラス』となった。この映画上映を知り観るまでに夜の東京散策があった。12月歌舞伎座の夜の部の終焉が20時といつもより早かった。それではと、観劇一回目は、歌舞伎座から、恵比寿のガーデンプレイスのイルミネーションを見に。バカラシャンデリア。ここは何回か来ている。そこから六本木へ。六本木ヒルズから東京タワーを真ん中にしたケヤキ坂のイルミネーション。夜のほうが目的場所が見つけやすい。さらに日比谷のミッドタウンへ。日比谷にミッドタウンという建物ができ、小さなフリーの一画ができあがった。ツリーやイルミネーションが飾られていて、ツリーの光の変化を眺めてから6階の空中庭園へ。

 

  • クリスマス前なので人は少なく、透明の囲いが夜のため黒いガラスとなってテラスに飾られた灯りが映る。昼のここからの景色もみたいものである。下におりると、ツリーを上から座って眺められる空間があり、ここのほうが綺麗でゆったりできる。なるほどである。この建物にシアターフロアーができていた。(TOHOシネマズ日比谷)今までTOHOシネマズシャンテの映画館での上映映画が好きで鑑賞していたが、これからは多数の映画も見られるようになったわけである。馴染のTOHOシネマズシャンテで『私は、マリア・カラス』を上映するポスターを見つける。失敗したのはこの時フライヤーをもらっておくべきであった。上映が始まるとフライヤーは置かないのである。(TOHOシネマズ日比谷とTOHOシネマズシャンテは別建物です。)

 

  • 観劇二回目の夜の部の終焉後はさてどこにしようかと考え、新橋からゆりかもめに乗ってお台場へ行くことに。夜のゆりかもめの車窓はなかなかおつなものである。乗っている人は少なく乘り慣れているのか誰も興味をしめさない。さてどうするか。観覧車が綺麗なので観覧車のある場所へ。よくわからないが、お台場海浜公園駅で降りて観覧車をめざす。青海駅のほうが近かったようだ。通路があって多少歩いたが観覧車まで行けた。観覧車は一周16分。下がシースルーになっていて見えるゴンドラは15分待ちというので普通のゴンドラにする。東京タワーとスカイツリー、レインボーブリッジと東京ゲートブリッジの両方がみえた。

 

  • 東京ゲートブリッジはオシャレな姿をしていて名前がわからなかったのであるがアナウンスがあった。お台場の観覧車は「パレットタウン大観覧車」と名前があり日本で一番大きいのかなと思ったら葛西臨海公園にある「ダイヤと花の大観覧車」のほうが大きくさらにおおきいのが大阪にできたらしい。葛西臨海公園とお台場は水上バスもあり東京ゲートブリッジもそばに見えるようなので水上バスを利用しつつ今度体験しよう。

 

  • 三回目の『阿古屋』一幕見の時、番号つきの入場券を購入してからTOHOシネマズシャンテへ行き『私は、マリア・カラス』の入場券を購入して席を指定する。歌舞伎座へもどり番号順に並び席を確保し『阿古屋』を観て再び日比谷へ。時間があるので日比谷公園での「日比谷クリスマスマーケット」へ。

 

  • 「クリスマスマーケット」というのはドイツを中心にヨーロッパで楽しむクリスマスでクリスマスツリーではなくクリスマスピラミッドの周辺で飲食の屋台やクリスマス用の雑貨のお店が並びクリスマス気分を楽しむのである。手に同じようなマグカップを持っており、ホットドリンクは最初にマグカップ付きで購入し、その後は飲物代だけを払うシステムで、マグカップはお持ち帰りとなる。ホットワインなどもあるのでなるほどである。ビールはグラスを借りる代金を含めて購入し、グラスを返すと料金がもどってくる。イルミネーションで華やかであるが、足元が暗く少しでこぼこなので、飲食は昼間ゆっくりと何を食べようかと楽しみつつ選んで味わったほうがよさそうである。

 

  • オシャレな場所が好みの友人もいるので、そういう場所も散策してみようかと駆け足であるが回ってみた。こういうところは人が多く、結構地下鉄からの階段の上り下りなどで歩いて疲れる場所なので下調べは一人が効率的にである。お台場はお台場海浜公園駅で降りたため、りんかい線の東京テレポート駅の位置もわかった。こういう場所を散りばめつつの東京旅計画もできそうである。

 

  • イルミネーションはクリスマス時期をはずしての散策が人が少なく楽である。人がいないと盛り上がらないという人にはさみしいであろうが。人形振りではないが、人の動きをちょっと外すと味わい方も違って来る。普通じゃないのも失敗したりするが、集中度が増したり新しい発見へとつながることもある。

 

  • 箱根のポーラ美術館も制覇。期待に応えてくれた。箱根の美術館は一箇所で充実しているので、さらに欲張って二箇所として自然を楽しみつつの日帰りコースの案もできあがった。これで箱根全体の愉しみ方の予想図が出来上がる。2018年の締めとしてはまずまずである。2018年も楽しかった。2018年よ、ありがとう!