浅草紹介のお助け

今夜 8時~9時 テレビBS・TBSでの浅草紹介番組。

関口宏の風に吹かれて「浅草に吹くエンターテイメントの風」(後編)

先週は閉館する浅草の映画館の紹介。ビートたけしさんの浅草時代に寝泊りしていた当時は浅草フランス座、今はつうしょう東洋館の脚を伸ばして寝れないような狭い屋根裏部屋を映してくれた。即座に山田邦子さんが対角線状に寝転んでくれその行動力に立体感覚のあるかたとお見受けした。かつてたけしさん自身が東洋館のエレベターでタップを練習していた事を現地で紹介してくれたこともあるが寝泊りしていた部屋の紹介は初めてと思う。たけしさんの浅草時代は著書「浅草キッド」が面白い。

フランス座に関しては井上ひさしさんの講演でも聞いたことがある。警察沙汰の時の一応脚本家としての責任で警察で泊まる役目の話。一度だけ永井荷風さんにあっていて、照明係りをしていて椅子に座っていた老人が邪魔でどけてもらいどうもあれが荷風さんだったらしいとか、荷風さんが踊り子さんに差し入れられたカレーを芸人さんが少し頂戴してそれを小麦粉かなにかで量を増やして食べていたなど例のごとく軽妙洒脱に話してくれた。ただそれだけではなく、荷風の日記から日常からみた戦争もしっかり語られていた。

今夜は後編で先週の予告では大里洋吉さんが出られるらしい。10月17日/映画『夢』2012年10月17日 | 悠草庵の手習 (suocean.com)で「アミューズ ミュージアム」の事をかいたが、田中忠三郎さんの仕事を今 <美しいボロ> として表舞台へ後押しされたのが大里洋吉さんで、「アミューズ」の創設者である。

今夜は浅草コシダカシアター(浅草ROX)でのシアタターレストラン・昭和歌謡レビューの話かと思うが。

(上記 <一度だけ永井荷風さんにあっていて、照明係りをしていて椅子に座っていた老人が邪魔でどけてもらいどうもあれが荷風さんだったらしいとか> の部分は記憶違いが判明し、2013年8月24日 『永井荷風展』(3)2013年8月24日 | 悠草庵の手習 (suocean.com)で訂正しています)